リバーサルフィルム

前は、リバーサルフィルムで自分の作品を撮って、それを通して作品に対しての色んな具合を確認することもあった。今より、撮った後よりも撮る時が大事で、その撮った後には光を意識してフィルムの中の作品を見ることが好きで、時間もたっぷりあった。
何というか、私に「写真を撮る余裕」があった。
半夏生のころ


なぜ、こんなリバーサルフィルムを持ち出してきているかといえば、Bunkamura (渋谷)での「ソール・ライター 展 (Saul Leiter)」に行ったからであり、彼はカラーのリバーサルフィルムでたくさんの写真を残しているみたいだった。
彼がライトボックスに乗せてフィルムを覗く時間を大切にしていたとあって、なぜか懐かしく思い、改めて自分の作品のリバーサルフィルムを見返している。私の作品写真の場合、カラーフィルムであるにもかかわらず、モノクロみたいだ。
そして、肝心のソール・ライターの写真についてだが、彼の写真のように、プライベートな領域の写真というのは、撮りたくて撮っているのであって、やはり見せるために撮っているのではないのでは、と。 彼が描いた絵も展示してあり、私はそれが好きだった。ソール・ライターの写真は、私にとっては彼の姿勢だとか発した言葉を繋げてこそと、展覧会の雰囲気と本を見て思った。
ちなみに、この展覧会を見に行ったのは、先日の二人展に来てくださった人が、私の作品を見て勧めてくれたからであるが、申し訳ない事に少し消化不良!そして、腑に落ちない部分を残しつつも、グッズはしっかり購入してきて、もう今日からこれでメガネ拭く!



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Please check the Website Masako Masukata.

2017.05.13 | | 展覧会日記

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プロフィール

升方允子/Masako Masukata

Author:升方允子/Masako Masukata
石膏を使ってガラスや墨、ワイヤーなどを組み合わせ作品を造っています。

【1979年生まれ】
2002年、多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスコース卒業。その後、2004年頃まで富山県にて制作。2005-2006年、東京田端にて制作。

2006-2008年、北海道は札幌にて暮らし、現在は埼玉にて制作。東京を中心に活動中。

このblogは、マスカタの中でふと気づいたことや制作について綴っていく。書かないと忘れる質なので・・・。そして、ここでは、輪郭のないものに、言葉の方でそれを与えている場合もあります。

このBlogも足掛け12年…不定期ですが、更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

升方允子

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